Monthly Archives: July 2013

Second week

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NOTES 1

  コラボレーションというと「それぞれの持ち味をミックスする」というように考える人が多いだろうけれど、そんなコラボレーションは頭の中で考える以上にうまくいくことはあまりない。コラボレーションは今お互いが持っている頭の中身や体の回路を使わないことから始まった方がいい。お互い既に持っているもの、それぞれの違いや得意を直接交換したりシェアしたりするのではなく、できるだけ間接的に迂回しながら交換していった方がいつまでもアイコでいれる。直接交換をしすぎるとせっかくの2が1になってしまうから。いつまでも2で居続ける、いつまでも2が基本にある、そのことで2は1にも0にもそしてまた2以上にもなれる。その方が2が1になるよりも、2で1を作るよりもリッチだと思える。私達が既に持っているものではなく、お互いに持っていないものを一番リッチなプールとして覗き込み、これまで自分1人の回路では選択しなかった道を紡いでいく。そんなことが続いて繰り返していけばいい。そう20年くらい?って以前扶美代さんが言っていたことがあった。パッサカリアの繰り返しも20回だしね。20。 扶美代さんとは稽古場で体を動かしながらアイデアを出すスピードと、今日稽古場で起こったことを言語化するスピードがほぼ同じ。体も脳も同じ速度で動く。私が思い出せないことを彼女が、彼女が思い出さないことを私が思い出す。2人でなければ選択できない方法で、2人でなければ登場しない言葉を使って、それは1人だけの強烈な持ち味とは全く違った豊かさで、日々誕生していく。 スピードが同じということは、思い出したり考えたりする速度だけではなく、忘れていく速度も同じということ。何かを失って諦める速度や立ち直る速度もそして引きずる速度も同じということ。 扶美代さんも私も思いつくことはとても直感的で適当だけどそれはつまり「適当な思いつき」ではなくて完璧な計算。環境を使っていかに必然的な偶然を作るか。 この共同製作「amness」クリエイション4日間が経過。ここではRosasのスタジオを提供してもらっている。クリエイションだけに集中できる環境。日本ではありえない。環境が発想を支えてくれる。時間の流れ方の壮大さ。体の中に流れる時間が変わるとたった1秒舞台に立つだけの振りでも全然違う体でいることができるだろう。 今日は土曜日だからオフ。ベルギーでは週休二日って決まってる。どんな職業の人でも働き過ぎはだめ。今日はオフに相応しく土砂降りの雨と雷。このアパートは街のど真ん中。ど真ん中すぎで賑やかなレストランやショップが立ち並んでいる通りだから窓をあけるととてもうるさいけど今日は土砂降りだから石畳に打ち付ける雨の音しかしない。雨の音と雷の音しかしない。 山田うん

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対談4

山田:今日はよく走ったね。ああやって2人それぞれのコースを2人で同時に走っていると、進むことより、再会することより、分かれていくことにドキドキする。分かれる時に何かが光る。溢れる。それは暗黙のルールというか約束というか秘密というか。何だろう? 池田:二人が走り出し分かれる、あの瞬間に、目が合っていても合っていなくても、共有している事(時間・空間・音楽・リズム)が、目には見えない事、言葉にはしない約束事、秘密をつくり、そしてその一瞬は宙に浮き、空間に広がり、歪み、余韻を残すんだよ。 山田:その歪みと余韻が次の自分の次の態度を決めてくれる。そしてどこを向きたいかという視線の方向や視線の先にある対象物が何なのかさえ決めてくれる。もはや自分で決めていることなんて何もないんじゃないかと思えるほど。そしてそれに従うか従わないかっていう自由も与えてくれる。分かれた時に共有するものはリッチだね。 池田:本当にそうね。ほんの一瞬なのに、何かが生まれ死んでいくね。切ないし、感動的でもある。この一瞬のために、すべてを捧げて、すべてを捨てるくらいの気持ちなのに、気が付いたら、もう違う場所にいるしね。或いはかなり適当だし、何かを間違っていたり、そういうギャップやアクシデントも好きよ。 山田:リッチな隙間。リッチなゼロ。間違いだって受け入れることができる。 池田:だから間違い事態が存在しなくなるね。 山田:あ、その事態は間違いで自体だけどね 池田:あはは。でもその一瞬はどんどん消えてくので、私はどんな好い事も悪い事も、どんな事態も忘れる事にします。 山田:私もいつも忘れることにしてるけど忘れることにしてることすら忘れちゃう時もある。 池田:それだけ絶対に忘れたい事、忘れなきゃいけない事がないという事なんじゃないの。 山田:私の脳はリッチな隙間。 池田:頼りにしています。

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対談3

  池田:バッハって、私達に負けないくらい適当だったのかな?  バッハは私達にたくさんのルールと自由を同時に与えてくれるね。 ミクロコスモス的…   山田:適当って神業だと思う。 神業には自由と同時に他力が働くと思う。バッハは他力本願だったと思う。というか他力が働いたことで音楽ができたり、他力が機能しやすくなる音楽を作曲した気がする。そして私達もこのamnessではそうとう他力を利用してクリエイションしてる気がするよね。   池田:何も準備しない事を準備して、何も準備しなくてもすべてを受け入れる事を準備した気がする。直感が働いている適当さね。バッハが即興していた様にね。そう受け入れ続けて毎日過ごせると良いね。   山田:そう準備できたのは距離と時間のお陰だね。遠距離と膨大な時間の恩恵。今は毎日お互いにどんな瞬間もちゃんと直感が働くくらいのゆとりを持っているような気がする。一人じゃ選択しない事や一人じゃひらめかない事が降ってくるゆとりが毎日ある。  

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対談2

池田: amnessの意味にもある「編む」という言葉だけど、 動きを編む、言葉を編む、空間を編む… この間、うんちゃんが「編むと言う行動にはいつも隙間が出来る」って言っていたけど、本当にそうだと思った。隙間が出来る事によって、強くにも弱くにもなる。そこが良いと思う。 山田: nessっていう音はヘブライ語だと奇跡っていう意味を持つらしい。これはあとから偶然知ったけど。偶然が必然になった時って奇跡を感じる。奇跡って私達が今編んでいる隙間みたいなもんだと思う。稽古場で日常的に起こってること、そして朝と夜の間の空の色も奇跡。隙間の色。 池田: 「隙間の色」と言えば私達が良く話題にする「ブルーアワー」も奇跡の時間、隙間の時間、奇跡の色よね。 山田: ブルーアワーはいつも一人で見ている。独りを包み闇に囁き響く色。 池田: その後の時間帯は皆の朝になる時間ですものね。二人で過ごすブルーアワーも素敵だけど口数は確実に少ないわよね。大討論、大げんかは別としてね。二人でいても独りね。沢山の人といても独り。時間が歪む時ね。

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対談1

山田: パッサカリアってバッハが25歳の時に作曲したらしいよ。 25か。パッサカリアで扶美代さんは25地区には行ってる? 池田: 私達のパッサカリア地図ね。25地区には行きますよ。言葉の25番は「告白」で色が緑、方向が41番から36番の斜め方向。アクションがジャンプ/アップ。うんちゃんは行かないの? 山田: 一緒に行くよ!でも私 は25区は通過して42区が目的地。習慣なので仕方ない。偶然とランダムってどう違うと思う? 池田: 良く分からない。今のところランダムに選ばれた、 数字、場所、動きも偶然を飛び越えて必然性になりつつあるね。 誤差もすべて含めてね。ただランダムの場合、私達の意志がないけど偶然はどこかで見えないものが動いている気がする。 でもランダムなものでも偶然の神懸かりな部分があるから、 今、実は少し驚いているの。 山田: 本当よね。ランダムに選択されたものは一本のライン上に並べるとランダムなんだけど二本線にするとランダムにみえない。偶然は最初から二分されているもの同士で成立する現象。だとすると、つまり「二分されていること」がどうもくさい。一本線ではなく二本線になるとランダムも偶然も濃度が薄くなって必然や意味に寄ってくるのかな。 池田: ランダムも限られた空間と時間内では、二分されたものでも出会う、すれ違う確率が高くなるね。でも、どんな場合も肯定的に受け入れて偶然誤差もすべてOKなところがいいね。 山田: うまくいかないことが前提だから少しでもうまくいくと「奇跡!」「神様のご褒美!」って思えちゃう。そして二人で作っているのに二人じゃないと感じる。奇跡をくれるのはいつも第三者。当人達じゃない。じゃその第三者って誰?ってことなんだけどね。 池田: 作品を創るのに、いつも難産である必要はない。今回の作品は制作の問題とか色々あったけど、今こうしてうんちゃんと二人で稽古場にいて、私達以外の何かの力に誘導されている力は確かに感じるね。このまま、創り方にもamness自身も沢山の隙間だらけで、不安定で何にも確率確定されてなくて、儚く我が儘なまま最後まで行けると良いね。 山田: つわりは大変だったけど今は安定期。多少の無茶も大丈夫。体力つけて安産しましょう! 池田; 喜びが待っている痛みは、 その経過をすぐに忘れるものだしね!

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Getting so colorful !

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Nuestro pasacalle

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We are starting !

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Update

amness The two dancers and choreographers Fumiyo Ikeda (BE/JP) and Un Yamada (JP) have been exchanging one word a day by email for some time. The two women, who have similar roots but who embarked on very different dance careers,

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Voici la carte !

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